Vine
英国ボビンレースとファブリックボックス教室主宰。
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2010年 05月 28日
写真は草津教室のKさんが作られたパッチワークのファブリックボックス。生地は着物の八掛(はっかけ)に使用するもの。着物の裾にちらりと見える部分にまでこだわった日本人の美意識の高さ。ぼかし染めの美しさを利用して作られたパッチワークのファブリックボックスとお花。Kさんのセンスの良さと、手の綺麗さもあり、本当に美しいファブリックボックスに仕上がりました。 このボックスを拝見して思い出したのは、レッスン帰りに立ち寄った展示会。 京都文化博物館で開催された「池田重子コレクション 岡重コレクション」(既に終了)。 池田重子さんのコレクションの素晴らしさは既に知っていましたが、株式会社岡重さんの明治・大正・昭和初期の羽裏(羽織の裏)のコレクションが本当に素晴らしかったのです。人目に触れないところに凝る、ひそかな、そして本当の贅沢。図柄、色彩、どれをとっても芸術品の域に達した美しい羽裏の染見本帳。当時の人々の美意識の高さと、職人の技の素晴らしさに圧倒されて会場を後にしました。 もうすぐ6月。今日も私はボビンレースを織っています。 English Lace Club - VineのHPはこちらから
by vinelace
| 2010-05-28 10:33
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