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英国ボビンレースとファブリックボックス教室主宰。
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2008年 10月 24日
CSのシネフィル・イマジカで放送された映画、「クイーン・ヴィクトリア 至上の恋」(1997年 英 原題は「Mrs.Brown」)を見ました。
<内容> (シネフィル・イマジカのHPより) 史上最強の君主として名高いヴィクトリア女王。だが彼女には、夫のアルバート公が他界してから3年もの間、喪に服して公務を捨てた時期があった。傷心の女王を心配した側近たちは、アルバート公の腹心の家来であったブラウンを女王の城へと送り込む。ブラウンの飾らない人柄に触れた女王は次第に心を癒され、女性としての感情の芽生えを知る。 良い映画でした。世界各地を植民地化し、イギリスの最も輝かしい時代を作り上げたヴィクトリア女王、そしてその時代はヴィクトリア朝と呼ばれました。42歳の時、夫アルバート公を腸チフスで亡くし、その後3年間も喪に服しました。その時、従僕のジョン・ブラウンを寵愛したことから、原題の「Mrs.Brown」(ブラウン夫人)と揶揄されるのでした。2人の秘められたロマンスを描く、気品のある映画でした。 イギリスの美しい景色、邸宅、そして衣装。特に、主役のヴィクトリア女王を演じたジュディ・デンチが素晴らしい。ヴィクトリア女王は、アルバート公の死後、生涯黒いドレスを着続けました。唯一身に着けたのは、白いレースと黒いジェットのジュエリーだったことから、この時代にジェットのジュエリーが大流行しました。特に、喪に服し公務から離れていた間、ジュディ・デンチが付けていたホニトンレースの襟が美しくて、そのシーンを何度も繰り返して見ました。シンプルなデザインのホニトンレースでしたが、その繊細で気品のある美しさに、思わずHDのリモコンに手を伸ばし、巻き戻してはもう1度見るということを繰り返すのでした。もうこれは職業病ですね。 映画の中では、1868年に就任したグラッドストン首相にも触れられていました。そういえば、昨年ボビンレースを学んだサマースクールの会場は、グラッドストン首相にも縁があったことを思い出しました。昨年の会場はこちら。 英国王室といえば、10/27-31の間、英国皇太子殿下ならびにコーンウォール公爵婦人が来日されるそうです。(UK-Japan2008より) English Lace Club - VineのHPはこちらから
by vinelace
| 2008-10-24 07:17
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